《広さと面積》
「面積とは違う《広さ》の概念についても積極的に教えて,《広さ》という概念も,面積ともども有用な概念であることを教える」ということをねらいにした授業書です。これまでの小学校の数学(算数)の教科書とは,内容・方法ともに全く違っています。「小学校の面積の問題ぐらい,教師ならできるに決まっている」と思われていたでしょうが,この授業書の場合は必ずしもそうは言えないので,教師も新鮮な気持ちで授業ができると思います。
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《2倍3倍の世界》
実験できる算数・数学の典型的な授業書。長さ・面積・体積の倍をめぐり,予想と実験を繰り返しながら,直観を越えた数学的法則性の見事さと,現実世界と数学のつながりを感動的に学ぶことができます。
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《電卓であそぼう》
安価な電卓でもその機能は比較的知られていません。この授業書は〈電卓の機能そのものをたのしみながら,キー操作になれる〉ことをねらいとした電卓入門のプランです。
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《図形と証明》
三平方の定理=ピタゴラスの定理を中心にした,仮説(予想)証明授業の授業書。実験と論理をからめながら,数学的認識の基礎である「証明とはどういうことか」ということや,数学の論理の不思議さとたのしさを学ぶことができます。
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《落下運動の世界》
落下運動に関わる実験問題を繰り返しながら,自然の中の数学的法則性の見事さを感じることで,数学のすばらしさを感動的に学ぶことのできる授業書。「自然は数学の言葉で書かれている」というガリレオの試行を追体験できます。
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《本当の数とウソの数》
第1部は歩測を中心に,〈与えられた数量がどこまで信用できるのか〉〈測定に誤差はつきものである〉といった測定論の基礎を学びます。第2部では,社会の中の数量に対しても〈与えられた数量がどこまで信用できるか〉という見方ができるような様々な問題をとりあげています。この授業書は〈数にだまされない人間〉を育てる基礎教育です。
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《図形と角度》
証明の前に予想をたてて,証明をお話の中で展開するという,仮説(予想)証明授業の最初に作成された授業書。〈三角形の内角の和が180°である〉という幾何学の定理を中心に,〈概念を拡張する数学のたのしさ〉や数学の論理の不思議さを学ぶことができます。
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《勾配と角度》
実験できる算数・数学の授業書。角度の概念の前に勾配の概念から入り,数学的知識が実用的にどのように役立つかをたのしく学びます。直観的な角度の予想と現実の測定結果とのズレがたのしい。
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《コインと統計》
手持ちのコインを持ち寄って,その発行年と枚数を調べていくと,たった数百枚でも全体の発行枚数が見えてきます。統計的な〈大数の法則〉を直観的にとらえるだけでなく,コインの発行枚数から社会の流れまで見えてきます。現在発行されているコインで発行枚数がどれが多いか予想し,1円玉〜10円玉〜100円玉と統計作業を繰り返しながら,自分たちの作成したグラフと実際の発行枚数のグラフとを見比べていき,統計法則と発行枚数がなぜちがうかをさぐります。
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《1と0》
この授業書は,ほとんどすべての人たちが関心をもてるような「1」と「0」の話題に着目して,〈数量的な見方〉や〈グラフ論の基礎〉を教育することを意図して作成されたものです。第3部では,対数グラフをとりあげますが,実験授業では小学校高学年から対数グラフを書けることが実験的に明らかになっており,小学校高学年から大人までたのしい授業になることがわかっています。
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《円と円周率》
簡単にできる実験や作業と数学史的な読み物を通して,円に関係する不思議な数としての円周率に目を向けることをねらいとしたミニ授業書です。測定による〈誤差をともなう数〉とちがって,円周率のような数は,理論的な数でどこまでいっても〈本当の数〉であることも知らせることもねらいとしています。
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《円と角度》
〈円周角は中心角の半分になる〉という幾何学の定理を扱った仮説(予想)証明授業の授業書です。「円周角の定理」を中心に数学の論理のたのしさと不思議さを体験しながら,証明の概念を生み出した「ギリシアの精神」を伝えることをねらいとしています。
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《円の面積》
私たちは〈円の面積〉を公式を使って簡単に求めています。この公式はどのようにできたか知っていますか?
この授業書は,実験や作業を通して,曲線である円の面積を求める数学的な発想の楽しさを感じられるように構成されています。
初めて「円の面積を求める」という課題に向かう小学生に向けて作成されましたが,中学生以上の方たちでも【数学的発想】の
楽しさを味わうことができます。
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