会代表の板倉聖宣氏が逝去いたしました
2018年2月7日(水)午前,仮説実験授業研究会代表で仮説実験授業提唱者の板倉聖宣氏が逝去いたしました。
〈お別れする会〉が下記の日程で,無宗教で執り行われます。
〈板倉聖宣さんにお別れする会〉
・前日葬(通夜):2月14日(水)18時〜19時
・告別式(本葬):2月15日(木)11時〜12時
・会場(斎場):府中の森 市民聖苑(しみんせいえん)…会場地図
東京都府中市浅間町1-3 ☎042-367-7788
京王線「東府中」駅北口から徒歩12分。
※「香典」は一切辞退いたします。
略歴:板倉聖宣(いたくらきよのぶ)
1930年 東京の下町に職人の子として生まれる
1958年 東京大学で科学史を専攻。物理学史の研究で理学博士
1959年 国立教育研究所(現国立教育政策研究所)に勤務
1963年 科学教育の内容と方法を革新する仮説実験授業を提唱
1973年 1月より遠山啓らと月刊教育誌『ひと』 (太郎次郎社)を創刊
1983年 3月より月刊誌『たのしい授業』(仮説社)を創刊,編集代表
1995年 国立教育研究所を定年退職し,私立板倉研究室を設立
2013年 日本科学史学会会長(〜2016年)
2018年 2月逝去(享年87歳)
〔主な著書〕『日本科学技術史大系・教育』全3冊(編著),『日本理科教育史』(第一法規,のち仮説社),『理科教育史資料』全6巻(共著,東京法令),『ぼくらはガリレオ』(岩波書店),『科学と方法』『科学と仮説』(季節社),『長岡半太郎』『日本史再発見』(朝日新聞社),『発明発見物語全集』(国土社),『いたずらはかせのかがくの本』(国土社,仮説社),『砂鉄とじしゃくのなぞ』(福音館書店・仮説社),『いたずら博士の科学だいすきシリーズ』(監修,小峰書店),『事典 日本の科学者』(監修,日外アソシエーツ),『科学的とはどういうことか』『かわりだねの科学者たち』『フランクリン』『わたしもファラデー』『科学者伝記小辞典』『科学と科学教育の源流』『日本における科学研究の萌芽と挫折』(共著)『歴史の見方考え方』『勝海舟と明治維新』『仮説実験授業のABC』『教育評価論』『模倣の時代(上・下)』『原子論の歴史(上・下)』『サイエンスシアターシリーズ』(以上 仮説社)ほか多数。W.ギルバート『磁石(および電気)論』,R.フック『ミクログラフィア』などの訳書もある。